SOLD OUT
フランスの建築家シャルロット・ペリアンが1967年から手がけたLes Arcs(レザルク) スキーリゾート施設内で使用されたテーブルです。長手幅は155cmなのでレザルクでみつかるテーブルの中では比較的長いですが、奥行きは66cmですので、狭小スペースで動線確保ができるサイズとなってます。天板高さは66cmは、ダイニングとしては低いですが、ソファの前でも使用できる2wayサイズです。おそらくArc1800のNova Residenceのお部屋で使われたのではないかと推測します。天板にはスイスパインの無垢材を贅沢かつ大胆に使用しています。一転脚部は、工業的かつ量産系を帯びたスチールベント。このように伝統的シャレースタイルを踏襲しモダナイズしたデザインはペリアンならではです。
Lea Arcs施設内賃貸物件等のリノベーションに伴う備え付け家具の放出品は、年を追うごとに増すペリアンの業績の賞賛と共に、価値が高くなっています。
ペリアンは、コルビュジェも提唱している“同一規格”にこだわり狭小スペースにおいての快適性を生涯にわたり研究しています。小さな居住空間の集合体であるレザルクスキーリゾートは、彼女の後期作品における集大成といっても良いでしょう。
実際に生活の中で酷使されてきた家具ですので、かなり使用感があります。当然ながらシミやヒビ、欠け、歪みがある家具です。
サイズ(およそ):幅155cm、 奥行き66cm、高さ66cm
素材: パイン(松)、スチール
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