とても珍しい、レザートップのコーヒーテーブルです。そして天板の形は五角形。なんだかシャルロット・ペリアンの集大成的建築計画"レザルクスキーリゾート"に導入されたDal Vera社のレザーチェアを彷彿させます。 飲み物など液体をこぼす可能性が多分にあるコーヒーテーブルの天板に、本革を採用することは、日本では考えられない家具ではないでしょうか。欧米でもあまり無いかも知れません。シンプルですが、比類ない様相からミステリアスな雰囲気を感じます。 デザイナーは、ルネ・ベルトー。製造メーカーはフランスのGroup S.A.。実はこのテーブルについての情報は、これ以上探れませんでした。 フランスのモダン家具は掘り尽くされたと言われている昨今ですが、まだまだ素晴らしくも謎に満ちたデザイナーが隠れていることに愉しみを感じます。