フランス人建築家Christian Durupt (クリスチャン デュルプ / ?-1996)によるデザインのローバックパインチェアです。デュルプの椅子の中でも希少性が高い椅子です。 主にフランスの巨大スキーリゾート地[Méribel(メリベル)]にあるホテルやレストランなどの施設内で使用されました。 メリベルスキーリゾートは、1936年にフランス南東部サヴォワ県を訪れたイギリス人ピーター・リンゼイによって開発立案されたされた一大スキーリゾートです。そして、その地の都市計画の中心を担ったのが、クリスチャン・デュルプとポール・ジャック・グリロです。特にデュルプはメリベル建築において最重要人物とされています。 デュルプの家具は、ペリアンの一連の山荘家具のように、素材は牧歌的な印象の木材を使用しつつ、デザインはシンプルにモダナイズされています。前述の通り、公共の場で使用されたことや販売目的ではなかった為、一点一点微妙に違う"個性"があります。ビンテージ市場には、あまり出回らないレアな逸品です。 画像と文章の無断転載はご遠慮ください。©️2022 CONTOUR ※注意： こちらの商品は、実際に生活の中で酷使されてきた家具ですので、シミや小傷や小さな打痕などがあり非常に使用感があります。十分ご理解いただいた上、慎重に購入のご決断をお願いいたします。 サイズ（およそ）：幅 31 cm 奥行き31.5cm 高さ41.5cm 素材： スイスパイン(松)