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家具選定について

CONTOURで扱う商品は、ヨーロッパの中でも特にフランスのミッドセンチュリー期の家具が多いです。
その時期その国であればなんでも良いというわけではなく、工業的で量産性を帯びていながら、視覚に訴えるその家具の核となる部分は、素材感や贅沢感を重要視しているものに心惹かれます。
となると、必然的にCharlotte PerriandやPierre Chapoのピースが多くなります。ここ5〜6年でよく聞くようになったデザイナーたちなので、「流行りの〜」という印象を持つかもしれません。でも、それら流行ろうが、廃れようが意に介しません。すでに20年近く好きであれば、きっとこの先も好きでしょうから、好きである限り扱い続けるでしょう。ビンテージ家具はそういうものと思っています。
仮に今後、心を揺さぶる家具やデザイン様式に出会ってもPerriandやChapoを「流行らないから」などという理由で扱わなくなることはないでしょう。
だから私は、長くきちんとEAMESやパイン家具あるいはイギリスアンティークを扱っているお店を心から尊敬します。