

フランスの建築家シャルロット・ペリアンが1967年から手がけたフランスのLes Arcs(レザルク) スキーリゾート施設内で使用されたテーブルです。狭小スペースでの使用を想定し、円形天板の両端が折りたたまれる大変珍しいタイプです。おそらく1970年代か1980年代にArc1800にあるBelles Challesのような狭いB&Bスタイルのお部屋で使われたのではないかと推測します。ダイニングテーブルとしての使用はもちろん、天板を折りたたんで壁付けにしてデスクのような使い方もできます。分厚い天板をはじめ各部材はスイスパインの無垢材を贅沢かつ大胆に使用しています。シャレースタイルを踏襲しモダナイズしたデザインはペリアンならではです。
Lea Arcs施設内賃貸物件等のリノベーションに伴う備え付け家具の放出品は、年を追うごとに増すペリアンの業績の賞賛と共に、価値が高くなっています。
ペリアンは、コルビュジェも提唱している“同一規格”にこだわり狭小スペースにおいての快適性を生涯にわたり研究しています。小さな居住空間の集合体であるレザルクスキーリゾートは、彼女の後期作品における集大成といっても良いでしょう。
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