フランスの建築家Charlotte Perriand(シャルロット・ペリアン / 1903-1999)によってデザインされた椅子です。 この椅子は、初期のB.C.Bで販売された頃 "Chaise Paille(藁椅子)"と呼ばれていたようですが、現在は“メリベルチェア”という呼び名で通っています。もともと在日フランス大使館員の邸宅のためにペリアンが考案した椅子を第二次大戦後、フランスで再デザイン/量産されたものです。こちらのピースはSENTOUR社で生産された1960年代のピースです。SENTOU社では、フランスのサヴォワ県のリゾート地"Courchevel(クールシュベル)"という名称でした。 一見、伝統的な山小屋の家具のようですが、脚部貫をクロスして上部に配置したり、シンプルな部材の組み合わせだったり、ペリアンらしい現代的昇華を随所に感じます。"フレンチモダン”といったジャンル分けが陳腐に思えるほど時代を問わず様々なシーンに対応しうる最も優れた家具のひとつと言えるでしょう。画像と文章の無断転載はご遠慮ください。©️2022 CONTOUR 2019年の10月から2020年の2月までパリのフォンダシオン ルイ・ヴィトンで催されたシャルロット・ペリアン展以降、改めて今日の建築とインテリアに及ぼしたペリアンの功績が見直されて、彼女にまつわる家具の価値が一層上がりました。 個人的には、コルビュジェよりもP・ジャンヌレよりも近代インテリア史においてペリアンは最重要と思っているので、昨今の高騰した価値は然るべきと思っています。 サイズ（およそ）：幅42cm、奥行45cm、高さ76cm、座面高44cm 素材：アッシュ(タモ)、ワラ ※古い製品ですのでご理解の上、慎重にご購入をご検討ください。 ※こちらは佐川急便発送不可で、ヤマト家財便でのお届けです。 　（開梱/設置/ゴミの持ち帰りを行います。） ・配送時間帯に関しましては1便（9時-14時）2便(12時-18時)のどちらかをお選び頂いております。家具の到着の際はドライバーから在宅確認のご連絡がいきますのでご対応お願い致します。 　・一部地域では終日便での配送になります。 　・一部地域、離島への発送に関しましては別途お見積もり致します。 　・代金引換は行っておりません。 　・玄関でのお渡しになります。 　・家具1台ご注文毎に、送料がかかります。 　　例）椅子2脚ご注文いただくと、2個口分の送料を頂戴いたします。